徳山ダム(2010-10)



岐阜県 揖斐川上流ににあるダムです。
揖斐川の治水と東海地方の利水の目的で造られた多目的ダムです。

構造はロックフィルダムで堤高161m、総貯水容量が6億6000万立方メートルあり、
多目的ダムとしては日本最大、全てのダムを含めても最大規模を誇ります。

ダム建設により徳山村が全村水没し、隣の村に編入合併という形で消滅しました。
ダム湖が徳山湖と命名されたのは村民からの意見だそうです。

現在、ダム本体は完成していますが、水力発電所と導水管の建設工事が行われています。
酷道・点線国道として有名な国道417号線と林道冠山線(2010-10)も一部水没したので、
途中まで綺麗な道になっています。

アクセスですが、岐阜県側からは揖斐町より国道303号線を北上し横山ダムで国道417号線に入ります。
滋賀県側からは木ノ本より国道303号線を東へ行き、横山ダムからは上記と同じです。
台数は少ないですが駐車場があり展望台もあります。




横からのダム全景です。
発電所の工事現場がミニチュアみたいです



洪水吐きです。



洪水吐きの水門です。
水量が多いだけあって洪水吐きの規模も大きいです。



かなりの岩石が使われています。



ダム湖の徳山ダムです。
この中に旧徳山村が沈んでいます。
向こうに見える橋は国道です。



岐阜県の風景写真へ戻る